宇部市(うべし)は、山口県西部の周防灘(瀬戸内海)に面した市。
面積287.71k㎡・総人口173,629人・市の木 くすのき・市の花 サルビア、ツツジ。
概要:山口県内では下関市、山口市に次ぎ3番目となる約17万人の人口を擁する(人口密度は県内第1位)、山口県西部の拠点都市の一つ。本市を中心として人口約26万人の宇部都市圏が形成されているほか、福岡県北九州市などとの交流も深く、関門都市圏の一部でもある。
山口県内でも比較的早い時期に市制施行した都市(下関市に次いで2番目)であり、村から町を経ずに市に昇格した例は全国的にも珍しい。
宇部興産発祥の地であり、現在でも同社は本社機能の一部及び主力生産拠点を市内に置いている。市の沿岸部は同社を中心とした工業地帯が形成されている。宇部港が津久見港(大分県)、苅田港(福岡県)に次いで国内3位のセメント輸出量を誇るなど、北九州工業地帯・瀬戸内工業地域の一翼を担う。
山口大学医学部付属病院、宇部興産中央病院、独立行政法人国立病院機構山口宇部医療センターの3つの病院をはじめ、市内には多数の大規模病院が点在しており、人口1万人あたりの医師数が山口県内第1位(全国第32位)の都市でもある。
また、山口県内唯一の定期旅客便発着空港である山口宇部空港を擁し、山口県の空の玄関口となっている。
地理
地勢:山口県西部の瀬戸内海側に位置する。県中西部を南北に貫流する厚東川の下流域にあたり、川の両岸に広がる平野部および海岸沿いの平地に人口が集中する。市の中部から北部にかけて穏やかな山地が広がっており、近年は工業団地や新興住宅地の建設などにより開発が進められている。
市南部の平地は大部分が海底炭田により埋め立てられた跡地であり、「鵜の島」「浜町」などの地名はその名残である。また、市西部の厚南地区は「中野開作」「妻崎開作」などの地名に見られるように、大部分が稲作を目的とした干拓により開墾された地域である。このため、かつて同地区は水田が広がる田園地帯であったが、近年は国道190号線沿線やゆめタウン宇部周辺を中心にロードサイド店舗の進出が活発化し、分譲マンションの建設が行われるなど市街化が著しい。
歴史
地名の由来:海辺の景観(つまり、「うみべ」の読みが転訛した)・地元名産植物であるムべ (トキワアケビ)が繁茂していた・応神天皇が設置した宇治部に関連しているなどの説がある。
年表
古代:859年(貞観元年) – 行教が宇佐神宮から石清水八幡宮へ八幡神を勧請する途中で宇部郷琴芝の浦に行宮が設け、その跡地に村人が八幡神の分霊を祀る(琴崎八幡宮の起源)。
950年頃 – 物部氏を遠い祖先とする厚東氏が厚狭郡東部に本拠地を置く。
中世:
1179年(治承3年) – 厚東武光が霜降城築城。
1321年(元応3年) – 厚東武実が厚東棚井に浄名寺創建。
1335年(建武2年) – 厚東武実が持世寺再興。
1358年(正平13年) – 大内弘世により霜降城落城。
1359年(延文4年) – 厚東武実が厚東棚井に東隆寺創建。
1527年(大永7年) – 際波開作完成。
近世:
1625年(寛永2年) – 福原元俊が宇部領主として厚狭郡宇部村・山中村・河上村・小串村・吉敷郡白松庄(東岐波村、西岐波村、阿知須町などの一部)および阿武郡生雲村の一部(計8000石)を治めるようになる。
1670年(寛文10年) – 福原弘俊が宗隣寺建立。
1688年(元禄元年) – 福原広俊が萩藩から常盤池築造の許可を得る。
1695年(元禄8年) – 鵜ノ島開作完成。同年、常盤池築造工事開始(工事は福原家当職椋梨権左衛門が担当)。
1698年(元禄11年) – 常盤池築造工事完成。
1798年(寛政10年) – 福原房純により新川(真締川)の付け替え工事完成。
1801年(享和元年) – 新川(真締川)の開作工事成功を感謝し中津瀬神社建立。
1814年(文化11年) – 妻崎開作完成。
1859年(安政6年) – 妻崎開作により竹の小島が陸続きとなる。
1864年(元治元年) – 福原越後が上宇部中尾に学館「維新館」を建設。
近代:
1871年(明治4年) 福井忠次郎らが独占していた鉱区権を、福原房山が買い戻す。
1886年(明治19年)5月26日- 宇部共同義会創設。
1889年(明治22年)4月1日 – 町村制施行により現在の宇部市域の自治体が成立。 厚狭郡:宇部村、藤山村、厚南村、厚東村、二俣瀨村、小野村、船木村、吉部村、万倉村。
吉敷郡:東岐波村、西岐波村。
1900年(明治33年) -山陽鉄道(現・JR山陽本線)開通に伴い、船木駅(現・宇部駅)開業。
1914年(大正3年)1月9日 – 宇部経便鉄道(のち宇部鉄道)宇部-助田-宇部新川間が開業。
1916年(大正5年) – 船木軽便鉄道(のち船木鉄道)宇部-船木間で開業(1961年全線廃止)。
1921年(大正10年)11月1日 – 厚狭郡宇部村が村制から町制を経ずに市制施行し発足。初代市長には当時村長だった國吉亮之介が就任。
1924年(大正13年)7月 – 上水道給水開始(沖ノ山炭坑が敷設)。
1925年(大正14年) ときわ公園開設。
3月26日 – 宇部鉄道(現・JR宇部線)宇部-小郡間全通。
1929年(昭和4年) – 宇部電気鉄道(現・JR小野田線)宇部-小野田間開通。
1931年(昭和12年)4月 – 渡辺翁記念会館竣工。
1941年(昭和16年) 恩田運動公園完成。
1020年 – 厚狭郡厚南村を編入。
1943年(昭和18年)11月1日 -吉敷郡西岐波村を編入。
現代:
1949年(昭和24年) – 西沖干拓完成。
1950年(昭和25年) – 厚東川ダム完成。
1954年(昭和29年)10月1日 – 厚狭郡厚東村、小野村、二俣瀬村、吉敷郡東岐波村を編入。
1966年(昭和41年)7月1日 – 宇部空港(現・山口宇部空港)開港。
1966年(昭和41年)11月21日 -ニューカッスル市と姉妹都市締結。
1972年(昭和47年) – 市花をサルビア、市木をクスノキに制定。
1975年(昭和50年) – 宇部市環境保全センター完成。
1979年(昭和54年) – 宇部市文化会館完成。
1982年(昭和57年)3月 – 興産大橋(宇部興産専用道路の一部)完成。
1984年(昭和59年) – 宇部フェニックステクノポリス建設地域指定。
1992年(平成4年)5月18日 – 威海市と友好都市締結。
1995年(平成7年) – 宇部市リサイクルプラザ完成。
1997年(平成9年)6月5日 -国際連合環境計画(UNEP)からグローバル500賞を受賞。
1998年(平成10年) – 男女共同参画宣言都市となる。
2001年(平成13年)
3月11日 – 山陽自動車道宇部下関線宇部JCT-下関JCT間が開通。
宇部新都市(あすとぴあ)事業完了。
2004年(平成16年)11月1日 – 厚狭郡楠町を編入。
2009年(平成21年)8月5日 – 楠こもれびの郷開業。
今後の予定:2011年(平成23年)格道路山口宇部小野田連絡道路の一部区間である宇部湾岸道路西中町出入口-東須恵出入口間が開通予定。
おいでませ!山口国体が開催予定。市内ではソフトテニス(全種目)、高校野球(硬式)、バレーボール(少年男子)、ソフトボール(少年男女)の各競技が行われる予定となっている。
市域の変遷:
1921年(大正10年)の市制施行以来、宇部市は周辺の町村を編入合併することにより市域を拡大してきた。宇部市として最初の合併である1931年(昭和6年)の厚狭郡藤山村編入を皮切りに、1941年(昭和16年)に厚東川対岸の厚狭郡厚南村を編入、1943年(昭和18年)には吉敷郡西岐波村と合併した。なお、かつて長門国に属していた宇部市(当時)と周防国に属していた西岐波村が合併したことにより、現在の宇部市は市域内に旧国境が通っている。
1953年(昭和28年)から1961年(昭和36年)に至る「昭和の大合併」の動きの中においては、1954年(昭和29年)に宇部市が厚狭郡の厚東村、二俣瀬村、小野村および吉敷郡東岐波村を編入合併したほか、1955年(昭和30年)には厚狭郡の船木町、万倉村、吉部村が合併し楠町が誕生した。
また、1999年(平成11年)年から2000年代前半期を中心とした「平成の大合併」の動きの中においては、2001年(平成13年)7月9日に周辺の小野田市、美弥市、阿知須町、楠町、山陽町、美東町、秋吉町(いずれも当時)とともに「宇部小野田地域市町村合併調査研究会」を設置した。その後、2002年(平成14年)12月27日には前述の3市5町から美祢市及び美弥郡を除く宇部市、小野田市、阿知須町、楠町、山陽町の2市3町(宇部市の5%通勤圏)で構成する任意合併協議会を設置し特例市への移行を目指したが、新市の名称や市庁舎の位置について意見が割れ、同協議会は2003年(平成15年)1月20日に休会となった。休会直後の2月4日には宇部市、阿知須町、楠町の1市2町からなる「宇部市・阿知須町・楠町合併研究会」が発足したが、阿知須町が「山口県央部合併協議会」への参加を表明したため、2月24日に宇部市と楠町の1市1町で「宇部市・楠町合併研究会」を設置した。
上記の動きの中で、宇部市と楠町は「将来的に宇部小野田地域を視野に入れた広域合併を目指す」との共通理解のもと、あくまで「先行合併」を行うとの位置づけで「宇部市・楠町合併協議会」を設置し、約1年間の協議の後2004年(平成16年)3月26日に合併協定書の調印を行い、同年11月11日に宇部市が楠町を編入した。なお、平成の大合併において最初の動きとなった宇部小野田地域市町村合併調査研究会の構成市町は、最終的に宇部市、山陽小野田市(小野田市、山陽町)、美祢市(美祢市、美東町、秋芳町)、山口市(阿知須町)の4市に分散した。
経済
産業:宇部興産を中心とした重化学工業を基幹産業としている。市内の従事者の約5割が第二次産業に従事していることから、工業都市であるとされる。2009年度の製造品出荷額は 54,850,057万円で、周南市、防府市、山陽御小野田市、下関市、光市に続き県内第6位となっている。
1990年代以降における郊外への大型商業施設の出店攻勢の影響で中心部の商店街が衰退した一方、幹線道路沿線などへのロードサイド店舗の出店は盛んに行われており、市内全体の商業施設売場面積は増加傾向にある。2009年度の商業施設売場面積は265,285平方メートルで、下関市、山口市に続き県内第3位である一方、事業所数は2,061で下関市、山口市、周南市に続く県内第4位となっている。
主な産業:(産業別事業所数上位5位まで。2006年10月1日現在)
1.卸売・小売業 2,223
2.サービス業 1,413
3.飲食店・宿泊業 952
4.建設業 849
5.医療・福祉 479
産業人口:(産業別就業者数上位5位まで、単位・人。2006年10月1日現在)
1.卸売・小売業 16,561
2.製造業 12,425
3.サービス業 10,954
4.医療・福祉 10,208
5.建設業 6,968
農林漁業
農業:農家の戸数は、2005年現在1,776戸で減少傾向にあり、このうち1,331戸が販売農家である。山口宇部農業協同組合(JA山口宇部)が宇部市全域の農業協同組合業務を行っている。小野地区は「小野茶」で知られるお茶の名産地であり、ズッキーニの産地でもある。また、吉部地区には特産の米を活かした「幽霊寿司」という珍しい食文化が残っている。
農地面積は 2,800ha(2007年度)で、内訳は以下の通りである。
1.普通田 2,280ha
2.普通畑 369ha
3.樹園地 148ha
4.牧草地 8ha
5.特殊田 4ha
林業:林家の戸数は、2007年現在967戸で減少傾向にある。林産物生産量は、5,505m2である。
漁業:漁業経営体数は、2006年現在379で減少傾向にある。
漁獲量は 2,996t(2007年度)で、内訳は以下の通りである。
1.水産動物類 2,134t
2.魚類 663t
3.貝類 199t
工業:明治期から石炭産業で栄え、その後セメントや硫安の製造などとも結びつき発展。企業間の合併買収の過程を経て、宇部興産はその中心となってきた。このため、宇部市は宇部興産の“企業城下町”であるとされており、同社を中心に同社の関連企業、取引業者が集積している。現在も瀬戸内工業地域・北九州工業地帯の一角を担う一方で、エネルギー需要の変化とともに基幹産業の一つであった石炭採掘事業は1960年代に終焉を迎えた。ただし、炭鉱の閉山以降も、宇部興産は石炭事業として海外炭の輸入販売、貯炭事業(同社が保有する沖の山コールセンターは貯炭施設としては国内最大規模)を行っている。
1980年代以降は科学技術産業の蓄積を模索し、高度技術工業集積地域開発促進法(テクノポリス法)に基づきテクノポリス(宇部フェニックステクノポリス)の母都市に指定。この構想により、市街地北部の丘陵地に宇部テクノパーク、宇部臨空頭脳パーク、宇部新都市(テクノセンター)などの工業団地の造成、宇部市メディカルクリエイティブセンター、山口大学地域共同研究開発センター、山口県産業技術センターなどの研究施設の建設が行われた。
工業事業所数 (産業別事業所数上位5位まで。2007年。)
1.一般機械器具 50
2.金属製品 31
3.食料品 28
4.出版・印刷・同関連品 15
5.化学工業製品 14
工業従業員数 (産業別従業員数上位5位まで。2007年。単位:人)
1.化学工業製品 2,486
2.電子デバイス 1,858
3.一般機械器具 1,675
4.食料品844
5.金属製品 817
工業製品等出荷額 (産業別出荷額上位5位まで。2007年。単位:万円)
1.化学工業製品 25,061,284
2.電子デバイス 9,620,511
3.一般機械器具 5,581,198
4.窯業・土石製品 4,581,823
5.鉄鋼 2,780,860
産業団地:宇部市は、現在分譲中の市内の産業団地において革新的な事業を実施する事業者から事業計画を募集し、最も優れたものに対し宇部市が上限1億円の奨励金を交付する制度「宇部市イノベーション大賞」を2010年度(平成22年)より開始した。第1回の2010年度は2社が応募し、審査の結果、宇部テクノパークへの食品加工工場建設を提案したセイシン企業(東京都、岡本浩代表取締役社長)が受賞した。
宇部市内の産業団地一覧 ()内は立地する事業所数。2010年5月12日現在。
宇部新都市テクノセンター(0、分譲中)・宇部テクノパーク(5、分譲中)・宇部臨空頭脳パーク(9、分譲中)- サニクリーン、東京屋クリーニングなど
小野田・楠企業団地(0、分譲中)・神元・第2神元団地(1)- ルネサス セミコンダクタ九州、山口・瀬戸原団地 第1工区(16)- 富士レビオ、理想科学工業など
瀬戸原団地 第2工区(6)・山口テクノパーク(6)-富士通山口情報、山石金属(宇部興産系)など
商業:
商業事業所数は 2,061(2007年度)で、減少傾向にある。内訳は以下の通りである。
1.飲食料品小売業 556
2.織物・衣服・身の回り品小売業 176
3.自動車・自転車小売業 163
4.家具・じゅう器・機械器具小売業 134
5.機械器具卸売業 134
年間商品販売額は 46,985,249万円(2007年度)で、減少傾向にある。内訳は以下の通りである(単位:万円)。
1.建築材料、鉱物・金属材料卸売業 10,658,169
2.機械器具卸売業 6,642,282
3.飲食料品小売業 5,308,065
4.飲食料品卸売業 4,704,245
5.自動車・自転車小売業 2,417,488
宇部市の商業は、炭鉱採掘の隆盛とともに発展してきた。海岸の炭鉱付近に商店街が発達したことによって、現在の東西に帯のように広がる市街地が形成された。1945年の空襲では、市街地5中央部の宇部市役所(現在の宇部郵便局付近)周辺地域が全焼したが、戦後の戦災復興都市計画により復興した。このとき空襲による被害が少なかった中央町地区に発生した闇市が、後に発達し宇部中央銀天街となる。
炭鉱の閉山後は、帯状市街地の両翼に当たる居能地区・岬地区の商店街が衰退していったものの、中心部の商業は発展を続けた。最盛期には「中央大和(ちゅうおうだいわ)」「駅前大和(えきまえだいわ)」「ダイエー宇部店(後に「Let’s O9」)」「宇部丸信」「エムラ宇部支店」「宇部井筒屋(現・山口井筒屋宇部店)」など多数の商業施設があり、衰退傾向が見え始めていた1992年においても歩行者通行量は連日5万人を超えていた。
一方、宇部市周辺の郊外においては1983年のおのだサンパーク(山陽小野田市)開業を皮切りに、サンパーク阿知須(阿知須町(現・山口市)・1996年開業)、ゆめタウン宇部(1996年開業)、フジグラン宇部(1998年開業)などショピングセンターが相次いで出店した。モータリゼーションの進展する中でこれらの郊外商業施設に消費者が流出し、中心部の商業施設は駐車場を持たない、あるいは台数が少ないという問題に対応できなかったことなどから閉店が相次ぎ、2011年現在中心市街地における小売店は百貨店が1店舗、スーパーマーケットが3店舗残っているのみである。
商店街:
相生町商店街 – 宇部全日空ホテル、NTT西日本宇部電話交換所等に近接している。西側で宇部中央バス停商店街と接続する。商店街組織名は相生町商店街。
宇部中央壱番街 – 宇部中央銀天街の東端に位置する。かつてダイエー宇部店(後にLet’s O9)が立地した。2009年(平成21年)、旧宇部東宝ビルに商業施設・ルナーレが開業した。商店街組織名は宇部中央壱番街振興会。
宇部中央銀天街 – かつては宇部市内で最も賑わいのある商店街であったが、駐車場の少なさや核店舗の撤退、郊外の大規模商業施設への買い物客の流出などにより、現在ではいわゆるシャッター通り状態となっている。この状況を打開するため、現在中央町三丁目地区で再整備事業が行われているが、テナント誘致が進まないなど課題を抱える。商店街組織名は宇部中央銀天街協同組合。
宇部新天町名店街(ハミングロード新天町)- 郊外の大規模商業施設により打撃を受けたものの、地区内に一定の人口があり生活商店街として機能しているため、宇部中央銀天街ほどの衰退には至っていない。宇部丸信の跡地にレッドキャベツ宇部新天町店が進出している。商店街組織名は宇部新天町名店街協同組合。
宇部中央バス停商店街 – 宇部中央バス停沿いに位置する。三菱東京UFJ銀行宇部支店を始め、金融機関が多く立地する。商店街組織名は宇部中央バス停商店街協同組合。
興産通り商店街 – かつてはその名前の通り、宇部新川駅から宇部興産への通勤者で賑わっていたが、モータリゼーションの進展により宇部興産社員が自家用車で通勤を行うようになり衰退した。琴芝駅通り商天街 – 琴芝駅を中心に南北に伸びる。国道190号(常盤通り)との交点に山口井筒屋宇部店が立地する。琴芝駅を利用する通学・通勤者が主要な通行者である。商店街組織名は琴芝駅通り商店会。
三炭町商店街 – 宇部中央銀天街の西端に位置する。生活用品店が中心の商店街で、かつてはアーケードも設置されていた。しかし、衰退したことに加え老朽化が進んだことから、2006年(平成18年)末にアーケードが撤去され、商店街組織を解散した。宇部市営バスの「三炭町入口」バス停がかつての面影を残している。
新川駅前商店街 – 宇部新川駅の南側に位置する。飲食店等が多く立地し、周辺は歓楽街となっている。近年は他の商店街に比べて新規出店が多い。商店街組織名は新川駅前商店街。
新町商店街 – 真締川と国道190号に囲まれた街区に位置する。かつて「新町街区改造計画」により街区全体を再整備し、ホテルや商業施設を誘致し公共施設等の計画地を確保する構想があったが頓挫し、それ以降別の開発計画はない。商店街組織名は新町商店会。
常盤通り商店街 – 国道190号常盤通り(松山町一丁目交差点-新川大橋間)沿線に位置する。山口井筒屋宇部店やレッドキャベツ宇部新天町店などの商業施設、山口銀行宇部支店や西日本シティ銀行宇部支店を始めとする金融機関が数多く立地する。商店街組織名は宇部市常盤通振興会。
錦町商店街 – 国道190号の南西(宇部港)側の通りに位置する。宇部錦町郵便局が立地する。商店街組織名は錦町商店会。
松島町商店街 – 宇部新川駅の東側に位置する。もともと核店舗となる大型店が無く、小規模商店のみで構成される商店街であるが、駅に隣接していることもあり、通行者は多い。宇部新川駅前郵便局が立地する。商店街組織名は松島町繁栄会。
床波商店街 – 宇部市東部の西岐波地域(旧・西岐波村)中心集落である床波地区に位置する。商店街組織名は床波商店会。
上記の他、市内において西岐波商興会、昭和町一丁目商店会、錦町六丁目商店会、上宇部商店会、錦橋一丁街商店街、小羽山商店会、厚東商興会、二俣瀬商興会、西宇部商店街振興会、東新川商工繁栄会主な企業
宇部市内に本社・本部を置く主な企業:アルファクス・フード・システム(本社)・宇部蒲鉾(本社・工場)・宇部興産(宇部本社、無機機能材料研究所、有機化学研究所、医薬研究所、プロセス技術研究所、宇部ケミカル工場、宇部セメント工場、沖の山コールセンター) ・宇部興産機械(本社・工場)・宇部情報システム(本社、情報通信センター)・宇部マテリアルズ(本社、工場、研究所)・宇部日報(本社・印刷センター)・エフエムきらら(本社)・エムビーエス(本社)・太陽家具百貨店(本社・宇部本店)・チタン工業(本社、宇部工場、宇部開発センター)・
超高温材料研究所(本社、山口事業所)・東京屋クリーニング(本社、宇部臨空頭脳パーク工場)・富士通山口情報(本社)・ヤナギヤ(本社・工場)・ユーピーアール(宇部本社、山口営業所)
宇部市内に主力拠点を置く主な企業:明石被服興業(宇部工場、宇部営業所)・協和発酵(宇部工場)・セントラル硝子(宇部工場、化学研究所)・太陽石油化学(山口事業所)・ルネサス セミコンダクタ九州・山口(山口工場)・UMG ABS(宇部工場、研究開発本部)・理想科学工業(宇部事業所)・富士レビオ株式会社(宇部事業所)
宇部市発祥の企業:ユニクロ(ファーストリテイリング)-柳井正 の父・柳井等が宇部市中央町に創業した小郡商事が前身。・向学社 – 宇部市松島町で宇部進学教室として創業。現在は山口県内各地に同名の塾を展開する。
金融機関:県内では数少ない三菱東京UFJ銀行(宇部支店、徳山支店のみ)と福岡銀行、西日本シティ銀行(両行とも宇部支店、下関支店のみ)の支店が立地している。福岡銀行については1998年に支店を閉鎖した後、2010年に再出店している。
山口銀行 – 宇部支店(支店長は常務取締役)、西宇部支店、西新川支店、東新川支店、藤山支店、則貞支店、床波支店、上宇部支店、船木支店、厚南出張所、東岐波出張所、小羽山出張所
西京銀行 – 宇部支店、厚南支店、恩田支店、西岐波支店
三菱東京UFJ銀行 – 宇部支店
UFJ銀行 – 宇部支店 ・三和銀行 – 宇部支店
広島銀行 – 宇部支店
福岡銀行 – 宇部支店
もみじ銀行 – 宇部支店
西日本シティ銀行 – 宇部支店 、西日本銀行 – 宇部支店、福岡シティ銀行
西中国信用金庫 – 宇部支店、宇部新川支店、琴芝支店、床波支店、東岐波支店、東新川支店、厚南支店、ときわ支店、西宇部支店 、宇部信用金庫 – 支店網は全て西中国信用金庫に引き継ぎ、合併後一部統廃合。
信用組合広島商銀 – 宇部支店
朝銀西信用組合 – 宇部支店
中国労働金庫 – 宇部支店
ゆうちょ銀行 – 宇部郵便局ほか多数
商業施設・量販店
中心市街地:山口井筒屋宇部店・レッドキャベツ宇部新天町店(旧・宇部丸信) ・ザ・ダイソー(レッドキャベツ宇部新天町店)
郊外:ハイパーモールメルクス宇部 – MrMax(宇部店)・ザ・ダイソー(メルクス宇部店)・雑貨屋ブルドック(東岐波店)・クスリ岩崎チェーン(メルクス宇部店)
フジグラン宇部 – ザ・ダイソー(フジグラン宇部店)・ゆめタウン宇部 ・ザ・ダイソー(ゆめタウン宇部店)
ヤマダ電機(テックランド宇部店)・デオデオ(宇部店、ゆめタウン宇部店)・ベスト電器(New宇部店、宇部東店)・コジマ(NEW山口宇部空港店)
その他
証券業:岡三証券 – 宇部支店・東洋証券 – 宇部支店・ひろぎんウツミ屋証券 – 宇部支店・みずほ証券 – 宇部支店・八幡証券 – 宇部支店・ワイエム証券 – 宇部支店
旅行代理店:サンデン旅行 – 宇部支店・JTB中国四国 – 宇部支店(旧・日本交通公社宇部支店)ANAセールス – 山口宇部支店・防長トラベル – ゆめタウン宇部営業所
上記の他、かつては日本旅行山口宇部支店があった(2010年に山口市の新山口駅へ移転、山口支店に改称)。
問屋:西華産業 – 山口支店・メタルワン西日本(旧・日商岩井宇部支店)
上記の他、かつては住友商事宇部支店があった(2001年に中国支社へ統合。同社は2007年を最後に国内の全ての支店を廃止している。)。
建設業者:大林組 – 宇部事務所・鹿島建設 – 山口西部出張所・五洋建設 – 宇部営業所・積水ハウス – 宇部オフィス・大成建設 – 山口営業所・大和ハウス工業 – 宇部営業所・高田工業所 – 宇部工場・中電工 – 山口西部支社・百年住宅西日本 – 宇部営業所・ミサワホーム – 宇部西営業所、宇部東営業所
ソフトウェア販売会社:アシスト – 宇部サポートセンター
宇部市を舞台とした作品
映画:釣りバカ日誌12 史上最大の有給休暇・式日
アニメーション:新世紀エヴァンゲリオン(1カットのみ)・これが私の御主人様・カッタ君物語
観光
観光地:ときわ公園 – 常盤池・常盤神社・常盤遊園地・石炭記念館・ときわミュージアム(宇部市野外彫刻美術館、常盤ミュージアム別館(湖水ホール))
琴崎八幡宮・宗隣寺竜心庭・霜降山 – 霜降城跡・真締川ダム・北向地蔵・福原史跡公園(福原邸跡)・持世寺温泉・片倉温泉・渡辺翁記念会館(村野藤吾設計、国の重要文化財)
常盤ロイヤルカントリークラブ・宇部72カントリークラブ・メキシコゴルフクラブ・キワ ラ ビーチ・白土海水浴場・荒滝山 – 荒滝の滝・吉部の大岩郷・宗方温泉・今富ダム公園・船木ゴルフクラブ
主な祭り・イベント:
1月下旬:中国山口駅伝競走大会
3月中旬:くすのきカントリーマラソン
3月下旬:岡田屋百手神事(宇部市指定無形民俗文化財)
3月13日-4月25日:ときわ公園春のキャンペーン
4月4日-11日:さくらウィーク(ときわ公園)
4月29日:つつじまつり
5月3日-5日:新川市まつり
7月下旬:宇部市花火大会
8月上旬:小野湖交流ボート大会
8月28日:ときわサマーフェスタ(ときわ公園)
9月中旬:空の日記念フェスティバル(山口宇部空港)
9月中旬-11月中旬:ときわ公園秋のキャンペーン
10月-11月:UBEビエンナーレ(現代日本彫刻展)(隔年開催)
11月6日-7日:宇部まつり
12月:TOKIWAファンタジア(ときわ公園)
名産品:利休饅頭・月待ちがに・活き車エビ・宇部蒲鉾・宇部ラーメン・小野茶・赤間硯(旧楠町)
伝統芸能:南蛮音頭
出身者
政治・経済:市川正一(戦前の日本共産党幹部。本籍は山口県光市)・菅直人(内閣総理大臣、衆議院議員、前副総理・財務大臣、元国家戦略担当大臣、元厚生大臣、民主党代表)・俵田明(宇部興産初代社長、元経済団体連合会常任理事、元日本経営者団体連盟常任理事、元化学工業統制会・石炭工業統制会会長選考委員)・中村勝人(元宇部市社会福祉協議会会長、元宇部市長)・中安閑一(元宇部興産会長、元経済団体連合会常任理事、元日本経営者団体連盟常任理事、元経済企画庁経済審議会専門委員、元産業機械統制会理事技術部長)・福島啓史郎(前参議院議員、元外務大臣政務官、元農林水産省食品流通局長)・藤田忠夫(前宇部市長、元建設省道路局国道1課長)・二木秀夫(学校法人宇部学園理事長、元参議院議員、元科学技術政務官、元宇部市長)柳井正(ユニクロ創業者、社長)・渡辺祐策(宇部興産創業者、元衆議院議員)
文化・芸術・マスコミ:庵野秀明(映画監督)・倉重悟(元山口放送アナウンサー)・ソルボンヌK子(漫画家)・高山哲哉(NHKアナウンサー)・はしもといわお(漫画家)・原一男(映画監督)・馬場良治(日本画家)・まっつー(漫画家)・松田正平(洋画家、日本芸術大賞受賞)・宮下あきら(漫画家)・山田洋次(映画監督)・加藤恒太(作曲家)・遊人(漫画家)・小林愛実(ピアニスト)
芸能:宇野良空(お笑い芸人・喜界船士 失踪ボ?ト)・大空あすか(AV女優)・Karyu(歌手、ヴィジュアル系ロックバンド、D’espairsRayのギター)・清木場俊介(シンガーソングライター、元EXILE)・SATOMI’(歌手)・陣内大蔵(シンガーソングライター)・谷山紀章(声優)・辻畑鉄也(ピカソボーカル)・西村知美(タレント)・原田ひとみ(声優)・藤田三保子(女優、シャンソン歌手、俳人)・まんぼう(マジシャン・水中パフォーマー)・道重さゆみ(モーニング娘。)・芳本美代子(タレント)・若木萌(タレント)
スポーツ:秋村謙宏(元広島東洋 – 日本ハム、現パリーグ審判員)・上本達之(プロ野球選手・埼玉西武ライオンズ)・一輝(プロ野球選手・オリックス – 横浜)・櫛部静二(マラソンランナー/城西大学講師 兼男子駅伝部コーチ)・高杉亮太(サッカー選手・愛媛FC)・高松大樹(サッカー選手・大分トリニータ アテネ五輪代表)・玉国光男(元宇部商業高校野球部監督)冨田大輔(サッカー選手・ヴィッセル神戸)・中川雄二(サッカー選手・カターレ富山)・藤井進(元宇部商業高校野球部選手)・宝来麻紀子(元バレーボール選手)・安永聡太郎(元サッカー選手・元横浜マリノス)
その他
社会科学:紀藤正樹(弁護士)
学術:福江純(天文学者)
ジャーナリスト:小川功太郎(テレビディレクター)・橋田信介(フリージャーナリスト、戦争カメラマン)